Master Key とは

どうも、たけるんです。

 

ブログ開設にあたり、まずイベントのことを書いていきたいと思います。

 

Master Keyとは現在浅草ゴールデンタイガーというDJ barにて、

三ヶ月に一度行っている定期イベントです。

 

突然ですが

初めて聞いた瞬間に身体中に電撃が走ったかのような

イントロで「なんだこの曲!」ってなる音楽ってあるじゃないですか?

(あるよね?あるんだよ)

そういう曲っていつまでたっても色あせないし、自転車に乗っててもリズム取っちゃうし、口ずさんじゃうし、気が付いたら頭の中で流れてるし、歌ってるってことあるじゃないですか?(あるんだよ!)

ものさしで べべべべべべ って弾いたり、輪ゴムで ビョーンビョーン ってエセギターとかエセベースとかやったりするじゃないですか!(自分はするんですよ!!)

 

でも、そういう曲って多くが自分の中の行き方とか価値観に左右されているもので、なかなか他人に同じ温度感で伝えるのって難しいと思うんですよ。

そして、そういう曲をイベントでかけたくても、イベントの趣向を考慮するとなかなかかけられないとか、好きなところに行く前に時間の都合で繋がなければならない時が結構あります。

でも、人の中を通ってきた音楽ってすごくカッコよく聞こえませんか?

 

例えば、音楽が好きだけど好きなジャンルがちがう友達と飲みに行った時、

その人から聞く音楽の話って楽しくないですか?特定のアーティストだったりした時、「聞いてみようかな」って思いませんか?

それは、決して文字の情報だけでは得られなかった感覚だと思います。

 

他人のフィルターを通した音楽って、その人の思いをまとってるからこちらも感情移入しやすいんだと思うんです。

でも、多くのイベントが「新しい音楽を広めたい」って言いつつ、結局かけているだけっていうのが現状としてあると思います。正直、知らない曲が垂れ流しの状態でいくつ情報を選別して自分の中に残すか、残さないかの処理をするのって難しい。

途中で「もういいや」ってなっちゃって結局、自分が好きな曲でしか反応できなくなってしまうというのが自分の中の定石でした。

 

前置きが長くなりました。

 

私たちは、そのフィルターを通った音楽にフォーカスしてイベントを開催しています。

開催ごとに「私と...」というテーマを提示しそれに沿って出演者が選曲をします。

また、そのテーマをプレイするにあたり一曲「推し曲」というものを選曲してもらいます。「推し曲」というシステムはたまに見る「予告」というやつでしょうか。

事前に曲名を出すことにより、「この曲調べてきたら楽しいですよ!絶対かかりますよ!」っていうアレです。

 

メインDJ たけるん ガチ の2名

そして、各回のゲストDJの皆様

 

 

音楽が時間いっぱい流れているのではなく、出演者実際にトークをし思いを伝えてもらうので「ちょっとずっと大音量で聴いてるのは辛いんだよな」って人も、「知らない曲たくさんかかるんでしょ?」という方も安心して来ていただけるのではないでしょうか。

また、「推し曲知ってる!」っていう理由だけで来ても、確実に知ってる曲があるっていうのはちょっと嬉しいですし、トークから聞くことによってその曲をもっと好きになるかもしれません。

 

「ロックだ」「ロックじゃねえ」と揚げ足取りみたいな論争が出回っていますが、もうその議論自体が「うっせーよ」って話なんですよ。

ジャンルとか手法とか音とかバンドの構成とか、一旦置いときませんか?

そういうの取っ払って、音楽と共に誰かの思いを聞きに来てください。

 

我々は、誰かの心を施錠【LOCK】した音楽を【ROCK】と定義する